モダホラ後モダン。【さっくり雑感。】
少し様子は見ますが、取りあえず感染を握ります。
Scale Upのせいで2killに必要な枚数が6枚(エルフ土地×2+4×2変異原性)から5枚(変異原性が要らない)になったことが大きすぎる。
Sudden Shockや魂の裏切りの夜、暗黒波が戻ってくるのはもう少し先でしょう。
さらに緑ピッチでCotVと月を睨むことができる。
ランドはどうすっか。あんまりマナフラで困るデッキじゃないんだよなぁ。強大化の餌はフェッチで十分だからなぁ。てか正直初動で買いたくない…。
青ピッチはさして問題になりません。たぶん。

現状の他のデッキ強化があるか否かは、細かなカード選択の変化はあるものの、大きくは変わらないと予想。
1つ、ソプターコンはウルザ(と2マナ引っ張る魔導士)で強化されるものの、速度勝負すればなんとかなりそう。

新たなデッキとしては、
レンと6番使った赤緑ランド関連はもっさりしてそう。
青黒忍者はそこまで早くなくアドヴァンテージで戦うことになりそう。
氷雪シナジーも恐らくそんな感じ。
むしろ初期の洗練されてないグッドスタッフが増えてくれたら速度勝負で有利取れそう。

こんなことを仕事しないで考えていた。
Modern Competitive Leagueデッキ分布から考えるデッキ選択。【26leaguesの結果踏まえて。】
行き詰った。どなたかベストデッキを教えてください。

主要デッキはこんなとこか?

Tron(青Tron1含む) 11
Valakut 5

感染(UG2 BG5) 7
親和 6
Bogles 5

Jeskai Control 7
UW Control 5
Blue Moon 4

Shadow 4

Mardu Pyromancer 7
Hollow 5

Junk/Jund 6

RW Burn 6

Company 6

Tax 4

Merfolk 4

Storm 4

Human 2

①おそらくTron/コンボアグロ(感染/Bogles/親和)/純Controlの3すくみがベース。
②Humanはメタられている。ただし、たまたま当たってない可能性はあり得る(試行回数不足)。
③Tron/Valakutに弱いデッキはダメ。
④純アグロは感染/Boglesに弱い。
⑤立ち位置的にはBurn/Dredgeがありか?いやBoglesがきついか。
⑥このメタでStormが勝てないのはなぜか?
⑦GP優勝のIronWorksComboのキルターンが自分の中でイメージついていない。これが早ければ十分にあり。


⑧...死せる生のままでいいなこれ…。もそっとControl対策がいるか?
FNM(モダン)@信心亭【ところで、ラヴニカ回帰回帰なんだけど一つ不満があっての。】
Ravnica: City of Guilds
Guildpact
Dissension

だべ。

Return to Ravnica
Gatecrash
Dragon’s Maze

だしょ?からのー。

Guilds of Ravnica
Ravnica Allegiance

なんか違うよなー??
Devotion…だと非生物名詞には合わなかったのかな?
こーいうのもやもやします。まさか前2組が偶然だったわけじゃないだろうしなー。

さて出張ついでの3ヵ月ぶり…?くらいの紙マジック。
死せる生。

1戦目 Jeskaiの隆盛、前も出張でハレルヤいった時に当たったような気が…?
①先手3kill。×
②大爆発から鳥と女人像流す死せる生。○
③沈黙引かれてなければに賭けるしかなくなったけど、そんなわけもなく。×

2戦目 Jeskai Cotrol(Traft入り)
①相手、こっちエンドに2枚目の土地であるフェッチ起動、に合わせて死せる生。○
②マナ伸ばして素出ししまくる。○
死せる生、初めてだったそうで、わからん殺ししただけになってしまった。スマヌ...。

3戦目 Merfolk
①死せる生サイクリングはイフニル1枚でマリ。サイクリングなし続唱2枚でキープ。それは無理だよ。×
②齧り大口土地5。これキープは無理だよ。×
紙だとマリガン面倒やねん(´・ω・`)

当然の1-2。
とか言いながらも、楽しかった。
たまにFNMくらいの紙マジックをするのはいいかもしれない。


さて。
ギョウザラーメンチャーハンチャーハンシューマイビールビールの落とし前つけなきゃ…。
Modern@BlackFrog【気づいてしまった死せる生の弱点】
紙でやってると、
上下の区別がつかないスリーブだと、
続唱して切り直した後に「あれどっちが上だっけ?」てなって、
面倒くさい。

というわけで紙でも死せる生。

この歳でキャラスリデビュー…なのか…?

1戦目 Bye

2選目 怪しげエムラ
①エムラされる前に早々に死せる生。○
②RIPに弁論の幻霊と貼られてエムラ、を弁論除去して死せる生で流すも、生き物並べられてしゃーなし2度目の死せる生で流す。というわけで素出しプランしかなくなったけどオラオラしてなんとか。○
弁論関係で計算ミスったけど、ぎりぎりセーフ。

3戦目 UG Merfolk
①土地2枚詰まり。×
②死せる生。○
③遺産に撃った獣、一度目の死せる生のタイミング、引けなかったイフニル、引いてしまった2枚目の死せる生、とかいろいろイマイチ。×
そもそも罠のサイドインから怪しかったか。選択肢が多すぎる。

2-1もどき。
とはいえ、4月から紙でプレイできる時間がなくなりそう。
誰がジェイスを一番上手に使えるか選手権と化しているモダン【あくまで素人の雑記です】
解禁後10日の感想としては、やっぱりこいつあかん。


さてだらだら垂れ流すよ。

現状の環境分析はPierre Dagen さんの以下の記事が的を射ていると感じられ、同意できる点が多いので張り付けさせていただきます。

モダンの禁止改定について -解禁された恐るべき4マナ域たち-
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4933


同意できない点、てほど強く言うほどではないんだけど、一つだけ。
Tronについてだけれども、海と廃墟で土地攻めながらコントロールにガン振りしたパーミッションを相手取るのはきついのではないかと思っています。明確な勝ち組とは言い難いのでは、というのが現状の感想。

で、肝心のジェイスくん。
もうコントロールでこれ使わない構築を考える必要が感じられない。これを入れないコントロールは存在しうるのでしょうか?これまでの4マナPWと一線を画するこいつの強さについては、上記記事をご参照ください。まったくその通りだと思います。
エムラブリーチにジェイスを入れているリストを見て、「うっそだろお前wwwインスタントタイミングで動くデッキに4マナPWはないやろ」と思いましたが、使ってみたらなんの捻りもなく強かったです。
それ以外のものも含めてコントロールミラーにおいてはこれを定着させた方の勝ち、という状況が頻発し、タップアウトの隙をなくす攪乱する群れは平成のFoWとして十分な強さ(かつ、アド損はジェイスが後で何とかしてくれる)を見せていました。


解禁10日で素人が何を言うか、という誹りはまったくの正論であり自分でもおかしいと感じながらも、今の率直な気持ちはこいつ禁止解除は失敗だったのではないか、です。
繰り返しますが、コントロールならすべて(はさすがに言いすぎか?)このカードをフィニッシャーとするのが極めて自然で理にかなっている、という状況が、コントロールの多様性を歪めていると感じます。


これからのモダンのメタの動きは、PTもしばしないことからゆっくりとなっていくと思われますが、このジェイス選手権が続くことになるのではないだろうかと危惧しています。


…デッキどうしようね。
ジェイスミラー、したくないんよな…。
今は死せる生に一縷の望みを託して練習中です。

改訂後回したデッキメモ
G(B) Tron
WU control
UB control
Jeskai control
Emra Breach
Blue Moon(群れ4枚型)
Temur Moon
Eldrazi Tron
Titan Shift
Jund
RG Ponza
Lantern control
RW Burn
晴れる屋TCモダン17時&20時【ジェイス「想定の範囲内です」】
内容は昨日の出来事。
出張でなんだかんだ年1回くらいは行ってる気がする。

デッキは週末にごちゃごちゃしてみたけど、結局ピンとくるものがなくてエルトロンのまま。手持ちに後はエムラブリーチがいたけど、Jundが増えかねんところに持ってきたくなかった。
で、結果から言うとエルトロンいまいち。

17時
1戦目 UR delver
①1ターン目デルバー除去してデカめで殴り切る。○
②最終的にジェイスで足止めされたのが直接の負け筋。でも、たぶん変身前デルバーとヤンパイの2択で、バリスタでヤンパイ除去したことが振り返るとミスだったくさい。×
③最後のターン、複雑なところ、パズリングをきちんと解いてギリセーフ。○
ジェイスうんぬんでなくてDelverがつらい。

2戦目 RW burn
①メインから溶鉄の雨はまずいですよ!×
②CotV1&2。○
③相手どぶん。× 

3戦目 Jeskai隆盛、MO合わせて初めて当たった
①3kill。×
②ナチュラルトロンからの難題連打。○
③3kill。遺言は「あれこれ無限入ってます?」×

1-2。

20時
1戦目 4cTraverse Shadow
①タルモ影から否認構えられて無理ゲー。×
②遺産でじゃましながらペチペチ。○
③ジェイス出てきて押し切られる。×

2戦目 RW burn、違う相手
①ナチュラルトロンからCotV1で抑えて、相手の大歓楽使って詰める。○
②トロンを持ってくるいいガイドだった。○

3戦目 UW control
①Tron揃えてわっしょいわっしょい。○
②15枚ある生き物1体引けばソブリンで勝ち切れるところを10連続土地ドロー。その間にジェイスが奥義たどり着いておしまい。×
③クリコマ評決とトップされてジェイスも出てきてもういや。×

1-2。

ざこーい。やめたくなりますよーもだん。


と、まじめに話すと、数日前に書いたエルトロンと神ジェイスの相性について、まったく想定通りのことが起こってとても悲しかったです。
6戦目2ゲーム目みたいな土地連続ドローはどうしても起こるデッキなんだけど、ジェイスのせいでその間にもりもりアド回復されてしまうんでやっぱり相性悪化しとるわこれ。あ、検閲は幽霊街で全部リセットしてたんでそれを踏まえても、です。
Traverse Shadowはマナ基盤の問題が新たに出ているだろうけど、それでも元々五分程度のところにあれはきつい。

コントロールはおいしくいただけるという強みがなくなったエルトロンくんは、またしばらくお休み。血編みからライフ詰められるのも結構つらいしなー。
とはいえエムラブリーチでJundを相手取るのも気が進まん…。

デッキ、どーーしよ。
JundとかTemurとか回した感想もあるんだけど、長くなったからおしまい!
まずいですよ!【モダンのいろいろなデッキ、調整中】
まずいですよ!【モダンのいろいろなデッキ、調整中】
昨日
「この青いデッキ、神ジェイス入れたら強いんじゃね?」


今日
「このデッキ、青足して神ジェイス入れたら強いんじゃね?」


明日はジャンドタッチ神ジェイスとか組みかねん。


ほんまわきまえろよ、ベレレン。
神ジェイスとエルトロン、神ジェイスとランタンコン【なんでこれ書いてなかったんだ?】
とよくよく考えてみたら、「解禁からモダンのメタが動いて、みんながデッキ調整してくれたらデッキ決めよう」とかぬるいこと思ってました!

ちょっとだけ仕事の隙間ができたので気分転換に考えてみた。

まずエルトロン。
こっちは当然相対する方として考慮します。巷ではエルトロンが、というか現実スマッシャーくんが対抗策として有望視されております。MOは早くバグ直して早くして。
では相性がどのようになるのか私見を述べさせていただきます。
まず、従来のコントロール全般には、エルトロンは有利でした。これは、エルトロンで採用されている生き物がアドバンテージ合戦に強い、かつ殴り値が大きいため、全除去をケアしながら詰めていけば一般的なコントロールを御し切れるからです。
さて神ジェイス。「神ジェイスを守りながら盤面をさばく」という勝ち筋がコントロール一般に取り入れられることとなりました。本来なら1:1交換を否定するエルトロン側の生物たちが相手をジリ貧に追い込んでくれるはずが、もしも神ジェイスが場に定着した場合、そのメソッドが成り立たなくなります。アドバンテージの概念壊れる。コントロールを相手にした時、序盤にカウンター/ハンデス/土地攻めによって攻めを逸する展開はエルトロンには結構よくあります(原因はCotVキープ、たまくつ引けない、が主)が、これまでは線の太い生き物で盛り返せていました。この部分がジェイスによって蓋をされるようになるでしょう。
現実砕きは確かに解答なのですが、そういった展開で5点のライフを献上することも割と致命的です。
やや悲観的な意見となりますが、単純にこれまでよりもKPの高いカードがコントロールに採用されることとなり、相性は悪化したと見ています。
対応策としては、たまくつの採用数増加(とはいえ、3枚取ると廃墟の地&流刑でもってくる荒地が足りなそう)、サイドへの針/遠眼鏡の増加でしょうか。最近はカーンが減っていますが、こちらは再度増加するかもしれません。
不利とまではならないと思いますが、コントロールへの特効薬とはならない、というのが現時点での予想です。


ランタンコン。こっちは採用という観点から。
ランタンコン素人なのですが、神ジェイスがランタンコンに採用されるという説に関して。4マナ重くないかな?という疑問。
唸り罠橋魔女封じ、といったあたりをうっかり重ね引くと、手札が吐き切れなくて罠橋が機能しないパターンもあった構成で、4マナを追加することができるか。
とか思ってたんですが、ランタン+ミルを1枚でこなせるのは確かに強い。その上、そのまま奥義につながる、あるいは罠橋を探せる…あ、やっぱり強いわ。
んーでも4マナはやっぱり重いんだよなー…。
というわけで結論出ず。
それと、ランタンコンはトロンをどうやって乗り越えるかが最重要課題ですが、この点において現状のテゼレットよりもジェイスに利があるようには考えにくい、てのも気になるところ。
プロの調整に期待しています。


対ジェイスについては、個人的にはサリアが最有望ではないかな、と思っています。ジェイスのために盤面をさばくという構造を取るコントロールに対して、手数を制限できる彼女を用いたデッキが使ってみたいな、と考え中。チアミンにもよさそう、な気がする…。

まー仕事の関係もあってしばらくは見かも。
なんで所得税、てこんなに取られるんだろう…。
禁止改訂結果【長々書こうと思ったけど、ちょっとだけにした】
予想↓
http://lotleth.diarynote.jp/201802101407562368/

神の解禁はとても驚きましたし、Tear2レベルのデッキの中で生存率が脅かされる可能性があるものが多くいることは引き続き懸念しています。しかし、メタを動かす可能性のあるKPを持つ札の解禁は好ましく思います。
コミュニティの反応も好意的に受け止める向きの方が多いように見え、こちらも意外でした。

さて。使う側に回るか対策する側に回るか。とはいえ、ミラーはしたくねぇなぁ…。


話題を変えて。
公式声明から抜粋。
下の一文だけで、モダンを続ける気持ちになりました。
ありがとうございます。

I can’t stress enough that a deck being successful in a single tournament, or even in several tournaments over a short period of time, is not a red flag that there’s a problem in an environment.
ここではっきり強調しておきますが、イベント1つ、あるいは短期間の複数のイベントでも、何かのデッキが結果を残したことがすなわち環境に問題があるという危険信号だということはありえません。


安易にランタンコンが禁止されるようなことがなくて、よかったです。


あ、公式声明と言えば。
The reprint of Jace in Masters 25 will provide greater availability for our player base.
ジェイスが『マスターズ25th』で再録されるので、プレイヤーが手に入れやすくなります。


またネタにされるような発言してるけど(^^;)、これ、たぶん悪気はないし、”再録されるからプレイヤー全体の資産にジェイスが行き渡ることで、入手困難度が下がるよ”という感じのニュアンスなんでないかな、と解釈してます。ので、なんていうか許してやってつかぁさい。
んなこたないよ、煽ってるんだよ☆ていう英文に自信ニキがいらっしゃいましたら、ごめんなさい、訂正お願いします。



あと、どうしても話題が少なくなっちゃうエルフさんかわいそう。
Jundの復活を望みます。Ponzaは強くならなくていいぞ!



あ、忘れてた。値段。
25thでの再録があるとはいえ、予想では最低値10000円、おそらく最終的には15000円くらいで落ち着くと踏んでます。4枚必須ではないと思いますが、モダンガチ勢の方は10000前半で早めに2枚は抑えた方がいいかも?え?もうそんな値段では売ってない?HAHAHA、そんなBAKAな!
あくまで自己責任でお願いしますm(_)m
やたら酔ってるから、ここ4か月使っててやたら勝ててるモダンのデッキのレシピを置いておきますわよ。
やたら酔ってるから、ここ4か月使っててやたら勝ててるモダンのデッキのレシピを置いておきますわよ。
まーどうせいつものフレンドリーリーグなんだけどさ。

メタとかちゃんと考えて調整してるつもりなんだけど、それを説明するにはアルコール濃度が高すぎる。
かわいい女の子からの需要があれば、改めて説明することもやぶさかではない!

エムラブリーチ。
画像1。
勝率68.5%(141-64)
Jund/Junk/Rockは諦める。そんな割り切りサイドが一番のお気に入り。

エルトロン。
画像2。
勝率66.5%(482-243)
直近勝率88%という化け物。
最近は終末くん4積みが主流らしい。それもありかも。
でもやっぱりウラモグはいらないと思う。


あ、Blue Moonについては詐欺師Lv137さんの記事を見るのが一番ためになると思います。(唐突な宣伝)
http://saginukoduel137.diarynote.jp/201801152333025925/
Modern@BlackFrog【そう言えば紙マジック初めだった】
んだけど、参加者いなくて不成立だった(´・ω・`)
せっかくEmra Breach持ってったのに…。

思い返せば、去年も年末から年度末にかけては、人がいなかったような。
まあみんな忙しいですよね。て去年も言ってた気がする。

一人だけいた方とフリプ。

WG 怪しげな挑戦
①先にエムラ走らせる。○
②護符からエムラ。クリコマ4回くらい打って時間稼ぐも、解答に至らず。×
③護符は削剥して、お相手の怪しげな挑戦からも決定打現れず。先にエムラ。○

3ゲームともエムラとは縁起がいいねぇ?
お付き合いいただき、ありがとうございました。

Emra BreachとEldrazi Tronについてまとめとこうと思ったけど、それをするにはこのやる気が狭すぎた。
2018年にモダンでのりこむ⑩Mardu Pyromancer【この赤いデッキは果たして専用機なのか?】
これにておしまい。

デッキ開発者がこのデッキを使い続け、Competitive Leagueのトロフィー獲得数トップをひた走っていることは有名なお話かと思います。
https://www.mtggoldfish.com/deck/857357#paper
ちなみにFriendly Leagueのトップは…、いやなんでもないです…。

はてさて初めてこのデッキに出会ったとき、月を置いた相手の手札をのぞいてみたら、未練ある魂と稲妻のらせんががっつり腐っていて思わずツッコミを入れたことを覚えています。
ここまで極端でなくとも、このデッキの使い方に慣れていない方が用いており、その強みを出し切れていないな、と感じる場面が多々ありました。

このデッキの肝は間違いなく騒乱の歓楽者だと思っています。(重ね引くと非常に弱いという問題を踏まえても)このカードが4枚詰まれていることが、アドバンテージ損を無視して火力を投げ続けることを肯定し、それが紅蓮術師と速槍をさらに輝かせます。そしてPushとBoltの効かないこのフィニッシャーがとどめを刺す。この全力で前のめりで突撃する、というコンセプトが大事、だと考えているのですが…。

さてこのデッキが必ずしも大活躍とまで至っていないのは、このコンセプトを実行できていない使い手が多いからでしょうか?そもそもこのコンセプトというものが、わたくしの思い込みに過ぎないのでしょうか?それともこのデッキで結果を出せるのは、1年間使い続けている使い手だけなのでしょうか?

最後の回に申し訳ありませんが、この答をいまだ出せておりません。

要点:Mardu Pyromancer
①カードアドヴァンテージのぶつかり合いには非常に強い。
②この強みをより尖らせるか、あるいは丸めるか、さらなる発展に期待。


今回だけでも、あるいはここまで全部でも、お読みいただき、ありがとうございました。お疲れさまでした。

おまけ。もっと時間があれば書きたかったやつ。
Titan Shift
青白Control
死せる生
青単死せる生
Counter Company/土地Company
Emra Breach
Eldrazi Tax/Death&Tax
Abzan/Jund/Rock
Hollow Vine/赤黒Madness
Merfolk
モダンはデッキが多すぎるなぁ(幸せ)。

おまけ2。でも今年はレガシーに移行せざるを得ないかも。
2018年にモダンでのりこむ⑨BurnとDredge【かつてのTier1たちはメタの間隙を狙う立場へ】
2018年にモダンでのりこむ⑨BurnとDredge【かつてのTier1たちはメタの間隙を狙う立場へ】
野生のナカティル解禁からアタルカの命令を得てNayaで組まれていたBurnは、今年はめっきり赤白の形を取っていました。(破壊的な享楽は健在ですが。)
https://www.mtggoldfish.com/deck/874834#paper

これは絶えず言っている一押しのせいもありますが、単純に1マナパワー3がモダンでは力不足となりつつあるということかと思われます。秘密を掘り下げる者も数を減らして久しいですね。

さて話変わってDredge。年明けのゴルガリの墓トロールの再逮捕を受けながらも安堵の再会という強力なエンジンを得て、Dredgeはいまだモダンで戦う実力を残しています。
https://www.mtggoldfish.com/deck/862960#paper

これら2つのデッキを同時に挙げたのは、いずれもが”(その対策のされやすさから)決して最強デッキではないが、現在、ガードが下がっている”というほどよい立ち位置にいるからと思えるからです。
最近の墓地対策の薄さはDredgeにとって付け込むには十分な隙だったようで、上記リストは先のMOPTQで9-0したものです。
Burnについても、最近はめっぽう機を見た援軍も見なくなり、全体の警戒は薄れているように思えます。とはいえこちらは、割と最低限のライフゲインはサイドに忍ばされているもので、警戒0とはなかなかいかないでしょうが。

特に対Tronでは強力な2つのこのデッキが突如暴れるタイミングは、まだまだ期待できそうです。

要点:Burn&Dredge
①対策の隙に乗じてぶち込むには適したデッキ。
②これらが活躍すれば、またメタが少し動くかも。


次回、最終回⑩Mardu Pyromancer【この赤いデッキは果たして専用機なのか?】に続く?
2018年にモダンでのりこむ⑧Eldrazi Tron【今のモダンのデッキに求められるもの】
モダンプレイヤーの少なからずの方が、エルドラージの寺院連打から2ターン目に難題の予見者を出されて閉口した経験があるでしょう。そして次ターンに5/5速攻トランプルが走ってきて、なぜエルドラージの寺院が禁止されないかの思考に沈むこともあったでしょう。

このような有無を言わせぬぶん回りを持つことが、モダンでトップを走るのに必要な要素の一つであると思っています。あるデッキは3ターン目に7マナを出し、あるデッキはでかぶつを2ターン目に置き、カウンターを構え続けます。

Eldrazi Tronは上述のすさまじいぶん回りパターンを持ちますが、しかしこのデッキをモダン最強と呼ぶ方は少ないのではないでしょうか。これは個人的に必要と考えているモダンのトップデッキに求められるもう一つの要素、”安定性”を持たないためではないかと考えています。

Eldrazi Tronはドロー操作に乏しいランプデッキであり、本来ならマナの使用先がない、もしくはマナが足りない、という問題を引き起こしやすい構築です。これを、エルドラージの寺院からの疑似マナ加速によってその穴を埋めています。
https://www.mtggoldfish.com/deck/874913#paper

これらの縦横、あるいは斜めへと張り巡らしたかみ合いの糸で展開を支えていますが、ここにさらにドロー操作を組み合わせて”安定性”を得ている他のデッキと比べると微妙な不利をもたらします。

サイドボードで無色のカードしかとることができないというのも、やや見劣りのする点です。

とはいえ、ぶん回りパターンはそう簡単に止められるものではなく、採用されている生き物がほぼ2:1交換を取っていくという、1枚1枚のカードパワーはまぎれもなく最強のデッキです。昨年は歩行バリスタを得ることで、フィニッシャーと同時に序盤の不安定さを解消する札を得ることができました。弱点を持ちながらもトップメタに食い込めるこの実力こそが、このデッキの強みだと思っています。

要点:Eldrazi Tron
①ぶん回った時の手の付けられなさは、親和についで2位。


次回、⑨BurnとDredge【かつてのTier1たちはメタの間隙を狙う立場へ】に続く?
2018年にモダンでのりこむ⑦ランタンコントロール【がらがらがらどーん】
明けましておめでとうございます。

そろそろ飽きてきてこのままなかったことにしようかと思ったけど、後、4回だけ続けます。

さてランタンコントロール。
当ブログはきりたんコントロールを応援しています。
http://www.nicovideo.jp/mylist/59158137

このデッキの今年の変化は非常に大きく、発明品の唸りの登場によって従来のアブザン型から土地基盤を青メインに据えた形へとなりました。
https://www.mtggoldfish.com/deck/862957#paper

このことにより、罠の橋の設置能力が向上し、またいくつかのカードをシルバーバレットすることができるようになりました。有名なところでは、スケープシフトやストームに対して魔女封じの宝珠を持ってくることでメインから耐性をつけられるようになったことや、カンパニー系・ドレッジに墓掘りの檻を持ってこられるといったところでしょうか。

ではこのことによりランタンコンはメタ上の位置を向上させられたのか?
個人的な見解はNoです。

幾人かのプロプレイヤーはこのデッキをTier1に挙げ、また愛用している方もいます。が、ご存知の通り、ランタンコンはそこまで使用率が高いデッキではありません。
これまでは、この理由はこのデッキが癖がありすぎて使用者が少ないためと思っていました。しかし改めてメタゲームを見てみると、グリクシスシャドウとトロンという、苦手とするトップ2のみならず、罠の橋を置くだけでは封殺できないデッキの割合が増えているように感じます。この環境ではランタンコンが輝くのは少々難しそうです。

もしもクリーチャービートに環境が傾き、罠の橋の重要性が増せば、ランタンコンが再度浮上することとなるのではないでしょうか。

要点:ランタンコントロール
①トップメタに天敵が多すぎる。
②生き物主体の環境に戻れば再び活躍の機会が出るでしょう。
③シルバーバレット戦略を取れるデッキなので、相性のよいカードが出てくる可能性も?


お読みいただき、ありがとうございます。
次回、⑧Eldrazi Tron【今のモダンのデッキに求められるもの】に続く?
2017年をモダンで振り返る⑥親和【カラデシュ、すごい!本当にすごいんだ!】
全世界10億人の親和使いが期待したカラデシュブロックから得られたものは、産業の塔しかありませんでした。(ギラプールの希望?いや望んでるのはそういうんじゃなくってさ!)
https://www.mtggoldfish.com/deck/856262#paper

しかしカラデシュブロックが親和に与えた最も大きな影響は、改革派が手に入れた致命的な一押しです。モダンの低マナ生き物にとって苦難の時代が始まりました。

そして話はそれだけでは終わりません。
Tronに対抗するために、新たな戦力、儀礼的拒否がサイドに詰まれるようになりました。
ついでにランタンコンもいるので、石のような静寂を入れることはオーバーサイドではなさそうでした。
破滅の刻からは削剥が参入し、生き物除去のついでにアーティファクトが割られるようになりました。

こうして親和は巻き添えを喰らうように対策され続け、その数を減らしていきました。

それでもまだ”メイン最強”の称号は失っておらず、その爆発力は健在です。しかしそれがまた、みんなが「親和対策はモダンの嗜み」という気持ちを残し続けてしまう所以でしょうか。

いつか誰かが親和対策をやめるかもしれません。
でもそれは今日ではないし、わたしでもないです。

要点:親和
①巻き添えで対策されてしまう親和さんに敬礼。
②みんなのガードが下がれば爆発する日もあるいは、ですが、そもそもの現環境がやや厳しめ。


お読みいただき、ありがとうございます。今年の日記は、(たぶん)これでおしまいです。
次回、年をまたいで、⑦ランタンコントロール【がらがらがらどーん】に続く?
2017年をモダンで振り返る⑤Grixis Shadow【2017年、今年のデッキ大賞】
現在のモダンのメタゲーム、黒緑/緑Tronが片翼とすれば、もう一方にはこのデッキを挙げるでしょう。
SCZを源流とする自らを傷つけて死の影で殴るというこのデッキは、致命的な一押しを得、そしてそれの効かない探査生物を第二の矢とすることで完成を見ました。低マナ域で動くアグロでありながらそのマナ基盤は月やランデスに弱く、さらに瞬唱まで採用している、かといって青黒2色で組むには対応力が限られる、という問題を、相手をひたすら速く殴り倒すことで解決するというかなり無茶をしているデッキです。しかし、2ターン目にパワー4以上のクロックを用意しながらそれを守る、という図太いこのデッキの動きを覆すのは難しく、2017年にもっとも多くプレイされたデッキとなりました。
https://www.mtggoldfish.com/deck/862956#paper

苦難の時期がなかったわけではなく、5cHumansの流行時は反射魔道士という天敵によって数を減らしました。が、こちらは先に述べた5cHumansの減少から再度復活を見せています。

非固定パーツの枚数が比較的多く(主に除去・コラコマ・激闘に充てられている枠)、それらをメタゲームに合わせて柔軟に行き来できることも強みです。
ライフ管理の難しさと合わせて、デッキが要求するスキルは(完全に個人的なランキングですが、)モダンの中で2番目に位置付けています。(なお1番目はランタンコン、3番目はストーム。)

ところで5cShadowについてですが、クロックの信頼性という点でGrixis型の方が優れていると思っています。衰微に意義を見出せる環境となれば風向きは変わるかもしれませんが、今はまだその時ではないでしょうか。

要点:Grixis Shadow
①きっとまだ2回くらい変身を残している。
②このデッキに勝てないデッキは、積極的におススメできない。


次回、⑥親和【カラデシュ、すごい!本当にすごいんだ!】に続く?
2017年をモダンで振り返る④Jeskai Tempo【Q.マジック史上、最初にテンポ・アドヴァンテージに言及したデッキは何か、答えよ】
A.スライ(ソース:脳内)

最近は、マナカーブ論とかゼロックス理論とかを聞かない気がします。テンポ・アドヴァンテージについても、なんか、”テンポよく攻める”と同義になってるっぽくてなんかそうなんだけどそうなんだけど、もあもあする。

というわけで、Tempoよく攻めるJeskaiです。

”構えて相手のエンドに動く”ということを主眼としたこの戦略は、パス/稲妻/らせん/電解、そしてそれらを使い回す瞬唱と組み合わさり、流行した5cHumansを喰らい尽しました。
またの名をJeskai Giestと呼ばれる本デッキは、その名の示す通り迅速なクロックとして聖トラフトの霊を用いていますが、これにはスタンダード時代からのライバル、ヴェリアナが(黒緑系の衰退とともに)数を減らしていたことも追い風となりました。もっとも、このトラフトは、当デッキのコンセプトに対して矛盾しています。しかしそれでも、速やかにゲームを終わらせなければならないマッチアップが少なからずあることから採用される必要悪なのではないかと思います。時にはこの隙を埋めるために鎖鳴らしを採用している構築も見られました(あるいは呪文捕えを守るためでしょうか、または両方か)。
https://www.mtggoldfish.com/deck/856249#paper

元来、重コントロールに弱いこのデッキですが、Tronに対しては儀礼的拒否、他のコントロールに対してはアズカンタの探索、と少しずつ隙間を埋めるパーツが揃いつつあります。
いわゆる”丸さ”というポイントでは頭一つ抜けており、選択肢として申し分ありません。

要点:Jeskai Tempo
①ほぼすべての現状のトップメタに食らいつくことができる。
②トラフトに代わるフィニッシャーが現れるとさらに一段強さが跳ね上がる。いやそんなの出てきても困るんだけどさ…。


次回、⑤Grixis Shadow【2017年、今年のデッキ大賞】に続く?
2017年をモダンで振り返る③黒緑/緑Tron【(中略)従って、《ウルザの塔》は禁止となります】
(お読みいただき、ありがとうございます。この前に2つ、似たような日記があります。)

2017年は、Junk/Jundと言った黒緑系のデッキにとっては苦戦を強いられた年でした。
これは何よりTronが常に一定数存在していたことが大きいと思っています。

ではなぜTronはそんなに生き生きしていたのか?

これも致命的な一押しのせいであったと考えています。
本来、TronはBurnや感染に対して脆いという欠点を抱えていました。
しかし、優良な1マナ除去の環境への新規参入は軽めの生き物で速攻をかけるデッキに対して強烈な風となりました。そして何よりTron自体がこの除去を採用することにより、こういったデッキへの耐性を持つこととなってしまったのです。
https://www.mtggoldfish.com/deck/856255#paper

こうして速攻デッキは徐々に数を減らしていき、とうとうそこへの対策を必要としなくなったTronは緑Tronとして成立するようになりました。
https://www.mtggoldfish.com/deck/856250#paper

ここ1か月くらいはTron包囲網が強まり、血染めの月や広がりゆく海、そしてイクサランで導入された廃墟の地の採用数の増加、また、現状、対Tronの急先鋒であるGrixis Shadowの増加といった動きが見られています。
Junk/Jund/ランタンコントロールといったデッキが少しずつですが見られだしているのも、Tronの勢いが抑えられてきている結果でしょうか?

そうは言っても、上記のような変化をTron自身が行うことに耐えられている以上、いまだこのデッキは強く、そして黒緑系の苦境は続きそうです。

不毛の大地を、とは言わないけれど、発展の代価くらいはモダンリーガルでもいける、か…?いやさすがに無理か?

要点:黒緑/緑Tron
①速攻デッキが抑えられている現状、メタゲームの中心に位置している。
②黒緑系への圧力は、まだ改善しなさそう。


次回、④Jeskai Tempo【副題未定Q.マジック史上、最初にテンポ・アドヴァンテージに言及したデッキは何か、答えよ】に、需要と暇があれば続く、かも?
2017年をモダンで振り返る②5cHumans【フレンズによってできることは違うからね!】
お読みいただき、ありがとうございます。

さっそく。

2017年は(も?)モダンにおいて、新しいデッキがいくつか誕生しました。
その中で外せない3つが、Grixis Shadow、Mardu Pyromancer、そして5c Humansです。

イクサランのリリース後、MOPTQで3名が8-0を叩き出した5c Humansは記憶に新しいかと思います。
https://www.mtggoldfish.com/deck/826959#paper

イクサランで帆凧の掠め取りと手付かずの領土という、搦め手とマナ基盤の安定性という2つの新戦力を得たこのデッキですが、しかしプレイヤーたちのこのデッキに対する理解が深まるにつれて、少しずつその勝率/使用率を下げています。

これは、①環境がピン除去/スイーパーを重視するようになった、②5cHumansというデッキの安定性が悪い、という2点が問題であると考えています。

5cHumansが大流行して、各デッキはピン除去/スイーパーの使用数を増やしました。このことにより、親和やBurnはあおりを喰うこととなりました。5cHumans自体はもとより翻弄する魔導士/サリア/帆凧の掠め取りといったカードで対抗することができるデッキでしたが、こういったカードを引けないまま丁寧に除去されると、まともに動けなくなります。逆に、こういったカードが役に立たない相手にそこを固め引いてしまうと、あっさり押し切られるパターンもあります。妨害による変則的なクロックパーミッション、およびロード連打からの速攻、という2通りの攻め手を持つというと聞こえはいいのですが、いずれも相手や場とかみ合わない場合、ちぐはぐしてしまいどちらも遂行できないことがままあります。
このようなデッキでこのかみ合わなさを埋めるのは、ドロー操作を始めとするカードアドバンテージ獲得手段、具体的には集合した中隊です。しかし、2マナサリアと古代の聖塔を採用している関係上、手放しに中隊を用いることができない。これが、マナフラッドに極めて脆いこのデッキのアキレス腱を、なかなか改善することのできないジレンマです。

現在も、サイドボードを含めて非生き物スペルについては研究されている様子が見て取れます。今後も強い人間は間違いなく刷られるでしょうから、成長性は十分にあります。
スペル側に傾くか、このまま生き物主体を貫くか、さらなる発展に期待です。

要点:5c Humans
①環境にクリーチャー除去を呼び戻した。
②安定性向上のため、もう一息、改善点が必要。


次回、③黒緑/緑Tron【(中略)従って、《ウルザの塔》は禁止となります】に続く?

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