先日のモダン:感染のコラムのコメント欄翻訳
コメ欄眺めてたらこっちも有用だったので翻訳追加です。

元サイト様↓
The Handbook for the Recently Assimilated: Modern Infect
http://www.channelfireball.com/articles/the-handbook-for-the-recently-assimilated-modern-infect/

訳してみたやつ↓
http://lotleth.diarynote.jp/201611282239332798/

前のやつよりさらに省略して訳してあります。ごめんなさい。
ではでは。


Q:GPでは何に負けたの?
A:ミラーマッチ、赤青アグロ、バントEldrazi、赤緑Eldrazi。

Q:ドレッジきついッシュ。ブロッカーは抜けられないし、工作員は燃焼されちゃうんだ。その上あいつら、サラマンダーより速い!6-7枚の手札をキープするより、もっとアグレッシブにマリガンして工作員探した方がいいかな?
A:ドレッジに限らず感染はアグレッシブにマリガンしていいよ。トリマリでもいけるいける。

Q:ジャンドにキッチンが有効ってほんとぉ??よく入れてるやつ見るけど、役に立ってないぜ?サイドボード後のジャンド戦って、簡単にブロックされる3マナクリーチャーで戦うんじゃなくって、もっと低マナ域で押し切って勝つべきやないかなぁ。PT運命再編の時は俺たちはジャンドの除去を乗り切るためにタルモゴイフを試してみてたよ。サイズで乗り越えられるからね。まあ、結局は使わなかったんだが。
後、ドレッジの流行のせいで軟泥みたいなちょっとした墓地ヘイトカードが刺さっちまうのも問題だよね。
A:俺はとにかくたくさんの生き物が必要だと思うね。ヴェリアナにロックされるのはまっぴらごめんだ。

Q:(チームモダンの質問なので割愛させていただきます。)

Q:感染、君に決めた!...て思ってたんだけど、禁止改訂が怖いんすよ。感染はどのくらい禁止に近いっすか?やっぱり強大化かなぁ?禁止されたらパワーは数段落ちるっすよね。
A1:プロじゃないけど発言させてもらうと、強大化が禁止されてもそこまでデッキパワーは落ちないと思います。確かに強大化は一撃必殺ですが、感染にはそれ以外にも武器があります。そのスロットを入れ替えることで少し遅くはなるでしょうが、柔軟性は増すのでは?ファイレクシアマナがすべて禁止されたりしない限り、FNMレベルまで落ち込むってことはないでしょう。
A2:強大化なんていらんかったんや!
A(著者):正直言って、わからんね。多くの人が強大化の禁止を訴えているが、どうなることやら。今後の新セットの動向次第だね。
A3:僕は感染プレイヤーじゃないけど、感染は強大化が出てくる前から、そして顕在的防御を手に入れる前から十分強かったよ。
A4:強大化がいなくなれば、2ターンキルの半分は4ターンキルになって、Jund/Junkとの相性差がまた悪くなるだろう。Jund/Junkが感染に強いなんてのは強大化が現れる前のおとぎ話さ。強大化はパンプスペル2枚分の働きをして、Jundのリソースが追い付けないところに行ってしまう。必死にあがいても、呪文貫きか8枚の1マナ対抗呪文のお出迎えじゃあやってられない!感染とSCZは馬鹿げている!2ターンキルだぞ!!全部強大化ってやつが悪いんだ!!あいつがいなければミッドレンジに不利がついていい塩梅だろう。
A5:2ターンキルってだいぶ確率低くね??強大化のためにフェッチ2枚に3枚はスペルがいるんだろ?
A6:いやいや、案外簡単。フェッチ、ギタ調、変異原性の成長、てあるからね。ギタ調の安全確認のおまけつきだ。
A7:感染は強大化の前から2ターンキルできたよ。1ターン:エルフ、2ターン:地うねり/古きクローサの力/変異原性の成長、てね。

Q:(よじれた映像のルールに関して盛り上がってる項なのでこちらも割愛。)

Q:顕在的防御は強大化が禁止されるから替わりに刷られたんじゃないかなぁ。強大化はSCZと感染のキルターンを速めて、モダンを高速にしすぎてるよ。
A(著者じゃないよ):感染が2-3ターンキルをかますのは強大化、ていうよりも古きクローサの力/地うねり/巨森の蔦、ていう4パンプアップスペルのせいだと思うね。強大化で2ターンキルを狙うにはギタ調やフェッチなんかに加えて変異原性の成長もライブラリートップにいてもらわないとならない。強大化だけではおばさんがいても倒し切れないからね。強大化はやり玉に挙げられているけど、2キルに貢献しているとは思えないな。
Q:うーんそれでも強大化がスピードアップに関わってると思うね。最近のモダンは3ターンで勝負が決まってしまう。

Q:でも勝ったのはSkredだったの。
A:バーンが雪被り山を溶かしてくれないもんかね。
【自分用】変わりゆく環境にお近づきとなるために-モダン:感染【適当翻訳】
続いた適当翻訳シリーズ。
いつもの通りにちょー雑訳なので原文著者様に失礼なのですが、元記事を載せないのももっと失礼なので張っておきます↓

http://www.channelfireball.com/articles/the-handbook-for-the-recently-assimilated-modern-infect/
ChannelFireBall、Brian DeMars 様著、「The Handbook for the Recently Assimilated: Modern Infect」 9/11/2016

ファイレクシア病にはまだ罹ってないのかい?ファイレクシア病の栄光をみんなに広めまくる、最高だろ?…そうかい、君はまだ正常らしい…。

先週、GPDFWでモダンをプレイした。天候よし!食べ物よし!そして何より、デッキよし!...いや、よしなんてもんじゃない、俺のUG感染75枚は最高だった。

唯一の哀しみはホテルメートが地球のウイルスにやられていたってこと。俺みたいにファイレクシア人ならやられなかったろうになぁ。ま、直によくなるよ、Devon。

なぜ俺がAbzanからSimicに乗り換えたか

トーナメントを通して、感染は最も強力なデッキの一つだった。Top8には3人を送り込み、初日のTop100の中で11%を占め、最多を記録した。ファイレクシアを讃えよ...ファイレクシアを讃えよ...。

正直に言うと、荒廃の”二段攻撃”工作員ではなく、AbzanCompanyに戻ろうと考えてはいたんだ。でももう、そんなことは言っていられなかった。

AbzanがDredgeと感染の両方に苦しめられていたことに気付いていた。そしてこいつらはModernで最もよく見かける2つのデッキだ。困ったことに、メリーラ(とそのサーチ手段)を入れたデッキが感染に対してジッサイ弱いということは感じていた。AbzanCompanyが大好きだったが、巨大なメタゲームに立ち向かうために大改革が必要なことを感じていた。みんなが中隊の解答策を見つけていく中で、俺は虚無の呪文爆弾とオルゾフの司教に期待をかける程度だった。

感染のもう一つの売りは、ドレッジに対する良好な勝率だ。墓地デッキは墓地のことに専心するので、ブロック不可の感染クリーチャーに対してできることは少ない。

顕在的防御はファイレクシア病の蔓延者への素晴らしいプレゼントだった。このデッキは、もともと巨森の蔦を引ければ強力な、プレイしていて楽しいデッキだった。あー、これと同じ効果のカードがあったらなぁ!俺の昔の感染のリストには呪文貫きか払拭が詰んであった。除去に対する追加の防衛手段が欲しかったんだ。顕在的防御はパンプスペルを減らさずに、生き物を守ることができる。
こいつは顕在的”感染のお守り”防御、て名付けられるべきだったね。んで、テキストはこうだ-「次の中から2つ選ぶ:勝ち、勝ち、勝ち、もしくは勝ち」
俺のGPダラスの成績は11-4、93位だった。賞金は得られなかったが、2PPを勝ち得た。

Mainboard
3:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
2:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
2:《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
2:《繁殖池/Breeding Pool》
4:《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
2:《森/Forest》
4:《貴族の教主/Noble Hierarch》
4:《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf》
4:《荒廃の工作員/Blighted Agent》
1:《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
4:《顕在的防御/Blossoming Defense》
1:《地うねり/Groundswell》
3:《変異原性の成長/Mutagenic Growth》
3:《強大化/Become Immense》
4:《巨森の蔦/Vines of Vastwood》
4:《古きクローサの力/Might of Old Krosa》
4:《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
1:《よじれた映像/Twisted Image》
2:《四肢切断/Dismember》
2:《ひずみの一撃/Distortion Strike》

Sideboard
2:《呪文滑り/Spellskite》
4:《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
2:《呪文貫き/Spell Pierce》
1:《ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter》
2:《よじれた映像/Twisted Image》
2:《自然の要求/Nature’s Claim》
2:《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》

いつもTeam Ann Arborのみんな:Tyler、Andrew、そしてMaxと調整している。今回のリストもみんなとの傑作だ。

感染は固有パーツが多く、革命的変化を起こす余地は少ない。行われる変更は、多かれ少なかれ、メタに合わせてきらめく宝石を似た効果のカードに変更し、わずかな有利を得ようとするものだ。

植物の聖域は最終的に抜けている。フェッチの方が優秀だ。すなわち、強大化の探査支払い、血染めの月に対して森を持ってくる、ドライアドの東屋を持ってくる、ということができる。

最も大きな変化は、やはり4枚の顕在的防御だろう。パンプと防御の両方をこなすこのカードは、感染にあまりにぴったりだ!とにかく4枚入れよう!常々巨森の蔦が最も優秀なカードだと思っていた。ほとんどのデッキは除去に頼っているので、流刑への道や衰微をはじくことができるとそれだけでゲームを終わらせうる。

顕在的防御のもう一つのステキな点は、自分のコントロールするクリーチャーにしか打てないということだ。つまり呪文滑りに盗まれない。呪文滑りにブロックされたぎらつかせのエルフにペンデルヘイヴンと顕在的防御を使った時の相手の哀しそうな顔と言ったら!

顕在的防御はすごく期待に応えてくれたし、たくさんプレイできて楽しかったよ。


2枚の四肢切断は疑問の残る選択だったが、最終的にはこれらも期待に応えてくれた。ファイレクシアマナの払い過ぎには神経質になっている。そうでなくともたくさんのカードがライフを削っていくんだ。フェッチ、ショックイン、ギタ調、変異原性の成長、そして四肢切断、とあまりに多くの死に向かうカードで構成されている。自らを殺すなかれ。バーン相手にライフを12まで減らすのは賢い選択とは言えない。

使徒の祝福は顕在的防御と入れ替わった。ファイレクシアコストの場所を明け渡すためにもね。四肢切断はトーナメント通して強く、抜くことよりは残すことの方が多かった。タップアウトした相手のブロッカーを、四肢切断で退けて勝つことができたタイミングがたくさんあった。加えて、こいつは厄介な氷の中の存在、呪文滑り、メリーラ、といった生き物を低コストで除去できる。

サイドボード案内

感染のサイドボーディングはちょいとコツがいる。個々のカードがどんな相手に効くのかは簡単に思いつくけど、本当に重要なのは各マッチアップで正しいカードをサイドインすることだ。個別対応を説明するにはデッキが多すぎるので、各カードが何であるか、そして最も効果的な相手について説明しよう。

もっと生き物が必要
台所の嫌がらせ屋 4
呪文滑り 2
生き物が必要な状況は2つ-除去もりもりデッキ相手の時、生き残るためにブロッカーが必要な時だ。好例がジャンドとZooだね。
サイドアウトはもっとも有用でないパンプスペル。生き物が毎ターン以上に引けるようにしたい。バーン相手の時はギタ調のような痛いファイレクシアスペルを抜こう。

ファイレクシアの堕落者も生き物がもっと必要な時にサイドインすることになりうるが、堕落者の能力がmayではないことに注意。自分の呪文滑りを食べてしまわないようにしよう。それと、堕落者はチャリスX=1に対する唯一の解答だ。Eldraziはほとんど呪文滑り、チャリス、仕組まれた爆薬を入れており、堕落者が重要な役割を果たす。もちろん親和にも効果的だ。

親和にも効果的といえばもっともっと明白なカードがあるね。自然の要求だ。
ただ、自然の要求をサイドインしすぎている人を見る。俺が要求を入れるのは、ほんとに致命的なエンチャントが高確率で想定される時だ。月、魂の裏切りの夜、ジェスカイの隆盛、などなど。呪文滑りを倒すのに十分な武器は持っているはずだ。1人の呪文滑りのために10枚の解答は必要ない。

墓掘りの檻はドレッジ対策。そもそもドレッジには有利だが、サイド後は暗黒破のせいで逆に有利を取られる。檻は除去されなければ1マナでゲームに勝つことができる。
檻は御霊の復讐デッキと中隊/召喚の調べデッキにも役立つので気に入っている。

呪文貫きはドレッジの強力な呪文、安堵の再会と燃焼を打ち消すことができる。
顕在的防御が呪文貫きや払拭の代わりになることを話してきたが、どうしても呪文自体を打ち消したい時がある。そんな時こそ呪文貫きの出番だ。
最後の希望、リリアナ、神々の憤怒、紅蓮術士の昇天、魂の裏切りの夜、という、カウンター必須のものに対しては考える必要はない。バントEldraziに対してもサイドインすることをお勧めする。呪文貫きは神聖な協力と仕組まれた爆薬を止められるからだ。

よじれた映像は、多くの人がサイドインしすぎてしまうもう一つのカードだ。
こいつが本当に必要なデッキは3つ。極楽鳥/教主を使うデッキ、親和、赤青果敢だ。この3つのデッキに対しては、ほとんどキャントリップ付きの除去としての役割を果たせる。
出るか出ないかわからない呪文滑りのために入れない方がいいだろう。それよりは、マナクリ、氷の中野くん、羽ばたき飛行機械、といった対象がたっぷりいるデッキにサイドインした方がいい。窯の悪鬼や頭蓋囲いといったパワー偏重の修正を与えられた生き物のパワー/タフネスを入れ替えることでゲームに勝つこともできる。

感染はメタゲーム的にいい位置にいて、モダンで2番目に好きなデッキだ。使ってて楽しいから好きなのか、コテンパンに撃ち倒して勝てるからなのかはわからないけどね。まあなんにせよ、勝てるのは楽しいことだ。結果には抗えないだろ?

ファイレクシアの生き物、ファイレクシアマナ、ファイレクシア流プレイング。Eldraziは去年、Modernに壊滅的変化をもたらした。でもModernをその始まりから取り締まっていたのが誰なのか忘れてもらっちゃ困るね。


ここまで。

いじょー。
顕在的防御、てすべりん効かなかったんだ…。

自分用と言っておいてなんですが、翻訳間違いは教えていただけるとありがたいですm(__)m
[ちょー雑訳]ANTのサイドボードプラン[自分用メモ]
翻訳とのたまうには元記事著者様に失礼すぎる雑訳まとめ、その2。
続くとは思わなかった。

Miraclesも楽しいんだけど、時々、コンボデッキ使いたくなる衝動が沸き上がる。
なんでだろ?
そんなときのための自分用メモ。

置いといて。

載せないのも重ねて失礼なので、元記事は↓です。
https://www.reddit.com/r/MTGLegacy/comments/3wn77n/ant_sideboarding_guide/

著者のデッキリストは↓
1 《島/Island》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1 《沼/Swamp》
1 《Tropical Island》
2 《Underground Sea》
1 《Volcanic Island》
1 《むかつき/Ad Nauseam》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
4 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
1 《闇の誓願/Dark Petition》
4 《暗黒の儀式/Dark Ritual》
3 《強迫/Duress》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
4 《冥府の教示者/Infernal Tutor》
4 《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
4 《水蓮の花びら/Lotus Petal》
1 《炎の中の過去/Past in Flames》
4 《思案/Ponder》
3 《定業/Preordain》
1 《苦悶の触手/Tendrils of Agony》

んで、サイドボードは↓
sideboard:
3 《突然の衰微/Abrupt Decay》
3 《闇の腹心/Dark Confidant》
1 《防御の光網/Defense Grid》
3 《夜の戦慄/Dread of Night》
1 《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
1 《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》
1 《クローサの掌握/Krosan Grip》
2 《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》

みんなが使ってるサイドボードよりだいぶ違ってるけど、机上論てわけじゃない。十分なテストプレイに基づいたものだし、こいつには満足している。防御の光網は一般には使われてないけど、目いっぱいの手札でカウンターを構えてくる相手やザンディットの大群に稲妻を当ててくる相手には、とてもよい対抗策となる。稲妻を持たない相手にはザンディットの大群をプレイするが、それ以外の状況なら防御の光網の方が好きだね。

対サイドボードカードとしてよく使われる蒸気の連鎖を使っていないことにお気づきだろうか?この理由は神聖の力戦を見る機会が史上最低となっているからだ。もしみんなが白力戦を使うなら、クローサの掌握(こいつはMUDやMiraclesにより有効だ)を蒸気の連鎖に変更する。もしも対戦相手がどんな対抗策を講じてくるか自信がないなら、蒸気の連鎖のスペースを確保することをお勧めする。こいつは何にだって対応できるからね。

ハーキルの召還術が15枚目のカードになる。14枚のカードで相対しうるすべてのデッキに対して包括的に対応できるサイドボードを用意している。だから15枚目のカードは、効く相手は狭いが効果は劇的なものを用意した。ハーキルの召還術はMUD対策だ。他のカードでは対抗するのは難しい。また、PainterやDeath&Taxes相手にもいい仕事をしてくれる。このスロットは必ずしも不可欠なものではなくて、他に試してみたいカードがあるならそうしてもいいだろう。

闇の腹心はMiracles対策。他のどこかで使う予定があるのならそうしたいところだが、この対戦相手のために彼をサイドボードから抜くことはできない。

対Miracles
Out
2 《水蓮の花びら/Lotus Petal》
1 《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
1 《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
2 《定業/Preordain》
1 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
1 《強迫/Duress》
1 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
1 《闇の誓願/Dark Petition》

In
3 《闇の腹心/Dark Confidant》
3 《突然の衰微/Abrupt Decay》
1 《クローサの掌握/Krosan Grip》
2 《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》
1 《巣穴からの総出/Empty the Warrens》

これまでいろんなプランを試してきたんだ。Miracles相手にはほんとにたくさんの異なるアプローチが存在する。ある人は独楽を入れ、ある人は3-4枚の総出を入れ、ある人は衰微と掌握を目いっぱい入れ、ある人は紅蓮術師と導師を入れる。今年のEternal Extravaganzaの直前、6時間ぶっ続けでANTvsMiraclesをサイド前後でプレイテストした結果、この方法がベストだと結論付けた。

経験上、腹心はあまり好きではなかった。でもこいつはこのマッチアップで完璧な仕事をこなし、ロングゲームにおいて独楽でのトップ操作よりも優れていた。Miraclesが腹心に対する1-2枚の対抗策を残してくることはあるが、それは大概、終末であり、そこで切ってもらえればMiracles側は総出に対する対抗策を失うことになる。てなわけで、この配置がmidrangeのゲームを制するのに最適な形だ。爆発的にゲームを決めるのに十分な余力を残しながら、20ターンかかるゲームで途方に暮れることもない。20ターンゲームを勝たせないっていう最高の仕事をしてくれるんだ。Miracles相手だと、独楽では不十分だ。相殺に対する対応策を持ってきたとしても、相手はそれでもまだ君がプレイする脅威に対してのカウンターを抱え込んでるからね。

ちゃっちゃと場に出られるザンディットの大群が好きなので、緑マナは早めに用意しよう。相手は3マナ払えることが予想されるので、防御の光網は適切ではない。

対Death&Taxes
Out
3 《強迫/Duress》
2 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
1 《闇の誓願/Dark Petition》
2 《定業/Preordain》

In
3 《夜の戦慄/Dread of Night》
3 《突然の衰微/Abrupt Decay》
1 《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
1 《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》

こっちもたっくさん試した。そして最近の翼馬型のデスタクを見て、虐殺と紅蓮地獄の出番は終わったと結論付けた。翼馬はサリアと違ってKarakasに強い。それ以外の解決策が必要だ。メタゲーム的にデスタクが増えるなら、夜の戦慄を4枚取ろう。

夜の戦慄は、2ターン目のサリア+Karakas+薬瓶(それなりの頻度で発生する)に対する唯一の対抗策だ。

突然の衰微は、戦慄を置いてもなお解答が必要な破棄者や法学者に対抗するためだ。とはいえ、戦慄さえ置ければ大量の死に札を抱えさせられるため、時間は十分に確保できるだろう。

対BUG Delver
Out
1 《闇の誓願/Dark Petition》
2 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
2 《定業/Preordain》

In
3 《闇の腹心/Dark Confidant》
1 《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
1 《防御の光網/Defense Grid》

これはボブとむかつきを使いたくなる唯一のDelverデッキだ。稲妻を使う相手にこいつらを使う気は起きないね。ボブはトーラックへの賛歌に対して特にいい働きをする。とにかくカードが必要だからね。リリアナやゴルガリの魔除けには弱いんだけど、とはいえ。そもそもいいマッチアップじゃないからね。さっさと総出をプレイできるようがんばろう。

ここでは防御の光網をザンディットの大群より優先する。Tropical Islandをフェッチしてきたくないし、ゴルガリの魔除けやリリアナの的になる要素を増やしたくないんだ。これがザンディットの大群と防御の光網を散らしている理由だ。CMC1で相手を完全にロックできることが優先されるマッチアップもあれば、クリーチャー除去が効かないことが有用であるマッチアップもある。

対赤入りDelver (Grixis/RUG/UR)
Out
1 《むかつき/Ad Nauseam》
1 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》

In
1 《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
1 《防御の光網/Defense Grid》

他では問題とならないライフの損失が、ここでは重要な課題となる。そして、相手が呪文貫きや狼狽の嵐のためのマナを絶えず構えられるようになる前に決着をつけることが、唯一の勝機だ。総出はその役に立ってくれるだろう。防御の光網がこれらの軽量カウンターへの解答となる。メタゲーム的にDelverがMiraclesよりも多いと考えられる場合、防御の光網2/ザンディットの大群1に変更することをお勧めする。
[ちょー雑訳]Miraclesのサイドボードプラン[自分用メモ]
翻訳とのたまうには元記事著者様に失礼すぎる雑訳まとめ。
元記事載せないのも重ねて失礼なので↓に。
http://www.channelfireball.com/articles/miracles-sideboard-guide/
http://www.channelfireball.com/articles/innovating-miracles/

mentor後、Eldrazi後の奇跡の立ち回りを知りたかったので、「miracles sideboarding」でググった結果からピックアップ。
基本自分メモ。
…そう、ついにカナスレを解体して奇跡を組みました。5年間、すごく好きなデッキだった…。まあ、いつかきっとまた出番は来るでしょう。

話逸れた。本題。

メイン
4:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4:《島/Island》
2:《乾燥台地/Arid Mesa》
3:《Tundra》
1:《Volcanic Island》
2:《平地/Plains》
1:《山/Mountain》
3:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2:《僧院の導師/Monastery Mentor》
4:《思案/Ponder》
4:《相殺/Counterbalance》
1:《予報/Predict》
4:《意志の力/Force of Will》
2:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
1:《対抗呪文/Counterspell》
4:《渦まく知識/Brainstorm》
4:《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
4:《終末/Terminus》
4:《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1:《議会の採決/Council’s Judgment》
1:《紅蓮破/Pyroblast》

サイド
2:《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
2:《摩耗/Wear+損耗/Tear》
1:《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2:《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1:《赤霊破/Red Elemental Blast》
1:《紅蓮破/Pyroblast》
1:《天使への願い/Entreat the Angels》
2:《破滅/Ruination》
1:《流刑への道/Path to Exile》
1:《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1:《外科的摘出/Surgical Extraction》


一般的なside-out候補
《平地》《島》《Tundra》
《不毛の大地》相手じゃなければしょっちゅうサイドアウトできる。
キャントリップのおかげで21枚の土地でも十分に回るデッキだし、土地1キープも問題ない。
テンポを重視する相手には抜いてはいけない。《不毛の大地》《目くらまし》だけでなく、《もみ消し》も注意。

《思案》
抜くには適さないけど、あり。ただサイド後は、独楽に針を刺された時の代わりという役割もある。どうしても抜くものがない時、1枚抜く。

《紅蓮波》
MOではめっちゃ青に当たったのでメイン積み。青くない相手には抜く。

《師範の占い独楽》
針や《無のロッド》がたくさん見えたら1枚抜く。Miraclesはこいつがなくてもなんとかなる、時はなる。

《予報》
よいアド稼ぎになるが、アドが意味をなさないコンボとテンポにはそぐわない。それら相手には序盤を全力で抑えることが、ずっとよいアドバンテージ稼ぎになる。

《相殺》
《突然の衰微》入りの相手には1枚抜く。
そういう相手(例えばSultai Delver)に対しては、2、3ターン目に相殺を置くのではなく、場をコントロールしてから設置するロングゲームを目指すべき。

《精神を刻む者、ジェイス》
《紅蓮波》2-3枚や《稲妻》3-4枚を入れている相手なら抜いたほうが無難。4マナと1マナの交換はおいしくない。

《意思の力》
他のデッキのいろいろに対処できるこいつをMiraclesで使うのが大好き。でも《トーラックへの賛歌》、お前はダメだ。ヒムを見たら4枚サイドアウト。

ではでは。具体的なケーススタディ。

対Miracles
out
《平地》 1
《剣を鋤に》 4
《終末》 3
in
《狼狽の嵐》 2
《ヴェンディリオン三人衆》 2
《摩耗+損耗》 2
《赤霊波》 1
《紅蓮波》 1
Mentorのために《終末》は1枚残す。legend ver.(ヴェンセール型のことかな?)が相手の時は、《剣を鋤に》を2枚残して《終末》全抜き、プラス《思案》を抜く。
《相殺》が鍵となるマッチなので、ブラフの赤1マナ残しが重要。
ゲーム序盤のカウンター合戦に《狼狽の嵐》が役に立つはず。
《予報》は相手にも使えるのでミラーマッチでいい仕事してくれる。

対Grixis Delver
out
《対抗呪文》 1
《予報》 1
《精神を刻む者、ジェイス》 2
《議会の採決》 1
in
《流刑への道》 1
《狼狽の嵐》 2
《赤霊波》 1
《紅蓮波》 1
誰もMireclesで《流刑への道》を使わないけど、わたしは《イゼットの静電術士》よりこっちが好きだ。Eldraziに有効だし、静電術士はDazeやBolt、REBに弱いからね。
《紅蓮波》が最もよいカードなので、《山》をフェッチしてくることが非常に重要になる。

対Sultai続唱
out
《相殺》 1
《Tundra》 1
《終末》 1
《剣を鋤に》 1
《思案》 1
《意思の力》 4
in
《天使への願い》 1
《ヴェンディリオン三人衆》 2
《摩耗+損耗》 2
《破滅》 2
《赤霊波》 1
《紅蓮波》 1
もし《不毛の大地》を見たとしても、土地をサイドアウトする。Sultai続唱はゲーム序盤にマナ否定戦略を取ってくることはまずないし、《破滅》を有効に使うためにも基本地形を積極的にフェッチするからだ。
2種類の除去呪文は、ヴェリアナとヒムを掻い潜ってこれらを打たなければならず、適切な時に構えられないので1枚ずつ抜く。
ヴェンディリオンはこのマッチアップで最も重要となるPWを退けるのに有効。そして、4マナアクションをスムーズに行える助けとなる―ジェイスと《破滅》だ。

対ANT
out
《平地》 1
《剣を鋤に》 4
《終末》 2
《予報》 1
in
《狼狽の嵐》 2
《ヴェンディリオン三人衆》 2
《外科的摘出》 1
《赤霊破》 1
《紅蓮破》 1
《摩耗+損耗》 1
《巣穴からの総出》と《ザンディットの大群》のために《終末》は2枚残す。
《瞬唱の魔道士》のことを考えると、ANTに対してRIPを入れるのは好きじゃない。《摩耗+損耗》は《孤独の都》を割るために入れる。
1game目は《相殺》ゲーだ。2game目からは《突然の衰微》で解決されるが、相手が遅いゲームを望むなら、衰微を摘出することで新しい《相殺》を安全に置くことができる。


ちょっと追加。
《僧院の導師》
こいつはメインから使われてることもあるが、サイドインする方がいい仕事をする。
相手がソープロやボルトを抜いてくれたなら特にね。
…て前の記事では書いてたけど変わったのですね。

《赤霊破》
Q:Mentor型なら、pyroの方が空打ちできるからいいんじゃない?
A:療法対策で散らしてる。

《破滅》
Q:月じゃだめ?
A:Sultai続唱は《森》《沼》を入れていて、衰微で解決されてしまう。《破滅》なら《ハルマゲドン》になれる。Lands相手の時も、相手は《モックス・ダイヤモンド》からの《クローサの掌握》で逃げられてしまうが、《破滅》ならそんなことはない。
《灰からの再興》についてはお返事なし。

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